2010年6月23日更新
ベトナム IT最新情報
ベトナムでは、IT関連のニュースを、一般のニュースに交えて伝えられる事もあります。土曜日の朝のラジオで
「Sun microsystems社が、ベトナムでJava技術の普及活動を行っています。」など。
近年発展著しいベトナム。
農業が盛んな国ですが、
勤勉で手先が器用、毎年、数学オリンピックで優秀な成績をおさめるなど、
IT産業に向いている、と言われるベトナム。
日本の方も注目されているのでは、ないでしょうか?
このサイトでは、
ベトナムの最新IT事情、について、ご紹介します。
ビルゲイツ氏、ベトナムに来ました!
しかも、2回目の再訪!
寄付をしていただきました!
標準サイズの文字がここにはいります。
ベトナムでは現在、違法コピーソフトウェアへの意識を高め中です。
アジアンリナックス開発に、ベトナムも参加中です。
日中韓にベトナムが加わり4カ国で共同開発
アジア発Linux、「Asianux Server 3」発売へ
2007/08/02
http://atmarkit.co.jp/news/200708/02/asianux.html
ミラクル・リナックスは8月2日、都内で会見を開き、同社の最新版Linuxディストリビューション
「Asianux Server 3」(以下、Asianux 3)について説明した。Asianuxは、2003年12月に中国の
レッドフラグとミラクル・リナックスが共同で開発を始めたプロジェクトの成果物で、 2004年8月に
最初のバージョン「Asianux 1.0」が登場。2004年10月には韓国のハーンソフトが参加し、
これまで日中韓による共同開発を行ってきた。ミラクル・リナックスでは、これまで同社の
ディストリビューション名である「MIRACLE LINUX」の後ろに「Asianux Inside」とブランドを付け加える
命名で製品をバージョンアップして来た。韓国ハーンソフトで「Hansoft Linux」、中国のレッドフラグでも
「Red Flag Linux」など、それぞれ固有のブランド名を使ってきたが、7月27日に北京で発表された
今バージョンから、3社が製品ブランドを「Asianux」に統一した。
会見で挨拶した代表取締役社長の佐藤武氏は「Asianuxをひとことで言えば、“Better Than Red Hat”。
機能、品質、サポート、価格の4つの軸でレッドハットより良いものを目指した」と同社の位置付けを説明。
「7月27日のAsianux 3の発表時には、ベトナムの科学技術省がAsianuxに参加することも併せて発表した。
カバレッジを広げてAsianuxをアジアでの標準Linuxにしていきたい」と話した。
Asianuxは中国においては、すでにLinuxサーバのシェアで1位(37%)の座を獲得。
韓国でも官公庁で9割を超えるシェアとなるなど、売り上げは堅調に推移しているという。
Red Hatを強く意識した価格体系
Asianux 3は9月18日に3カ国同時発売を予定。日本ではIA-32版とx86-64版をリリースする。
価格は1サーバ、2CPUソケットまで使える「ベーシックパック」が3万1500円(税込み)。
1サーバ、CPUソケット数無制限、インストールイメージ無制限の「スタンダードパック」が9万9540円(税込み)。
競合するRed Hat Enterprise Linuxではベーシックパックに相当する製品がなく、ソケット数に制限がないものでは
20万4750円であるなど「価格体系はレッドハットを意識した」(佐藤氏)。
機能面では、より最新のカーネル2.6.18を採用することで、大容量メモリのサポートや、マルチコア環境での
パフォーマンスが改善されているという。また「はしご高」や丸付き数字など、Windowsでは扱えるがLinuxや
Unixで扱いづらかった文字についてもPHPやPerlで対応した。一般的なディストリビューションでは導入が
面倒なOracle製品について、「あらかじめカーネルパラメータを設定したほか、補助ツールを搭載したことで、
120ページあるインストールマニュアルを端から端まで読む必要はない」(取締役兼最高技術責任者 吉岡弘隆氏)という。
ミラクル・リナックスは2000年からディストリビューション事業を始め、「7年間保守をしてきて
カーネルハッカーが育っている」(吉岡氏)。カーネルダンプ解析のノウハウ蓄積が多いことも、
同社の強みだという。カーネルダンプ解析ツール「kdump」を標準搭載し、サポートメニューに
ソースコード解析、カーネルダンプ解析を行う「プラチナサポート」(30時間で304万5000円、
または1インシデント1ノード限りで63万円)を用意した。吉岡氏は、「これまでミッションクリティカル分野の
利用ケースで、数社以上にダンプ解析のサポートを提供した実績がある」と高度なサポートをメニュー化
した背景を説明した。
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