2010年6月23日更新
ベトナム ソフトウェア事情 について
ベトナムにも、パソコンはあるため、
ソフトウェアを用いるユーザーも多いです。
しかし、大半はコピー製製品です。
海賊版です。
2005年のデータでは、全ベトナムで使用されているPCの88%はクラック版だったそうです。
WinodwsVista,XP,Office2003,office2007のクラック版が、
CD一枚8000ドン(64円!)で売られています。
高校や大学のそばでは、
クラッキングの技術を教えあっている学生の集団を見かけることもあります。
某工科大学横のネットカフェでは、画像や動画をBittornet等を用いてダウンロードしながら、
yahooチャットでクラック情報を交換していたりします。
ベトナムのGDPは、2005年で500ドル程。
それでも、10年前の約2倍以上になりました。
しかし、「この収入では、windows正規版や、ライセンスのあるソフトウェアを買うこと無理だ」
とベトナム人はいいます。
では、買わなければ良いのではないでしょうか?
お金を払わずとも、現在のベトナム人の使用目的(メール、ネット閲覧、文書作成、簡単な表計算)
くらいでしたら、十分にこなす事のできるソフトウェアが、
有志プログラマの方々によって作成されています。
OSは、windowsからLinuxに。
Officeは、MS Officeから、OPEN Officeに。
メーラーなども、ThunderBird、ブラウザはFirefox.
十分ではないでしょうか?
なぜ、windowsをコピーして使うのでしょう?
意外と思われるかもしれませんが、
ベトナム人、見栄っぱりです。
ブランド好きです。
ボロボロの50年前のホンダ製バイクよりも、
2,3年で車輪が外れようが、中国製HONGDA製バイクの超最新型を購入したりします。
この感覚、なかなか日本人には、分かりづらいかもしれませんね。
ビルゲイツ氏、ベトナムに来ました!
しかも、2回目の再訪!
寄付をしていただきました!
標準サイズの文字がここにはいります。
ベトナムでは現在、違法コピーソフトウェアへの意識を高め中です。
頑張れVINASA!
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